仏具・法具

打敷	上卓／上机	御文／御文章	御文箱／御文章箱
御霊供膳	掛軸	掛軸台	過去帳
過去帳台	経机	具足	香炉
金剛杵	三尊仏	三宝	数珠／念珠
常花	燭台	厨子	高月
茶器／茶湯器	灯籠	花立	灯立
火防	仏花	仏器／仏飯器	仏器膳
仏具	仏像	仏飯	宝剣
法名軸	本尊	前机	木魚
瓔珞	リン／鈴	リン台／鈴台	脇掛
脇侍

打敷	うちしき
仏壇に飾る荘厳具の一種。仏前の前机（前卓）、上卓を飾る布。 逆三角形のものは主に浄土真宗で、四角形のものは浄土真宗以外で使われる。 ページの先頭へ戻る▲

上卓／上机	うわじょく／うわづくえ
仏具の一種。壇の上段、本尊の前に置く小さな机。 具足や仏具などを置く。 ページの先頭へ戻る▲

御文／御文章	おふみ／ごぶんしょう
蓮如が浄土真宗の教義を全国の門徒へ書簡で説いたもの。 真宗大谷派では御文、浄土真宗本願寺派では御文章と呼ばれる。 ページの先頭へ戻る▲

御文箱／御文章箱	おふみばこ／ごぶんしょうばこ
御文・御文章を収納するための箱。 身と蓋に御文・御文章を納め、蓋をした身を置く台がある。 真宗大谷派では御文箱、浄土真宗本願寺派では御文章箱と呼ばれる。 ページの先頭へ戻る▲

御霊供膳	おりくぜん
仏様にお供えする精進料理のお膳。 ご飯、汁物、和え物（煮物）、煮込み物、漬物を仏膳に乗せてお供えする。 供養膳（くようぜん）、霊供膳（りょうぐぜん）など様々な呼び方がある。 御霊供膳はこちら：仏膳・霊供膳 ページの先頭へ戻る▲

掛軸	かけじく
仏具の一種。仏壇に祀るご本尊を仏画にしたもの。 仏像と同じように仏壇の中央に祀り、両脇に脇掛と呼ばれる掛軸を祀る。 背板に鋲で貼り付けるものや掛軸台に掛けるもの、スタンド式のものがある。 掛軸はこちら：掛軸 ページの先頭へ戻る▲

掛軸台	かけじくだい
仏具の一種。仏壇内に掛軸を掛けるための台。 ページの先頭へ戻る▲

過去帳／過去帖	かこちょう
故人の戒名（法名・法号）、俗名、命日、享年（行年）を記録しておく帳簿。 本位牌の老朽化や置き場がなくなってしまった場合、三十三回忌や五十回忌を境に過去帳に写して本位牌を寺に返す。 過去帳はこちら：過去帳 ページの先頭へ戻る▲

過去帳台／見台	かこちょうだい／けんだい
過去帳・過去帖を置くための台。 各宗派で用いられるが、浄土真宗系は黒、その他では朱色が用いられる。 過去帳台／見台はこちら：見台 ページの先頭へ戻る▲

経机	きょうづくえ
仏具の一種。仏壇の前に置く小型の机。 本来は読経の際に経本（経文・経典）を安置する役割だが、現在では三具足やリンを置く場所として使われる。 経机はこちら：経机 ページの先頭へ戻る▲

具足	ぐそく
仏壇にお祀りする際に使用する仏具一式。 中でも香炉、灯立、花立は非常に重要となる。 使用する具足の数によって三具足、四具足、五具足、七具足、十具足と呼ばれる。 具足（仏具）はこちら：仏具セット ページの先頭へ戻る▲

香炉	こうろ
仏具の一種。灯立、花立とあわせて三具足や五具足などのひとつ。 線香や焼香などの香料を加熱して香りを発散させるために使う器。 中に灰を入れ、火を点けた線香を入れて使用する。 線香を立てて使用する丸い形状のものや、線香を寝かせて使用する長方形状のものがある。 香炉はこちら：香炉全種類 ページの先頭へ戻る▲

金剛杵	こんごうしょ
密教法具の一種。密教の儀式を行う際に用いられる仏具。 独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵、七鈷杵、九鈷杵、羯磨などの様々な種類がある。 金剛杵はこちら：密教法具 ページの先頭へ戻る▲

三尊仏	さんぞんぶつ
仏具の一種。ご本尊と左右の脇侍・脇侍が一組になったもの。 ページの先頭へ戻る▲

三宝／三方	さんぽう
神道の神事で使用される、神饌を載せるための台。 本来は神道で使用されるものだが、寺院で使用する場合もある。 三宝はこちら：三宝・三方 ページの先頭へ戻る▲

数珠／珠数／念珠	じゅず／ねんじゅ
仏具の一種。穴が貫通した数多くの珠に糸の束を通し、輪にしたもの。 珠の数は煩悩の数と同じ108個が基本だが、最近では半分の54個のものや四分の一の27個の数珠が用いられている。 数珠はこちら：男性用数珠・女性用数珠 ページの先頭へ戻る▲

常花	じょうか
仏具の一種。蓮の花をかたどった造花。 茎の本数は奇数とされている。 一般的には金色だが、宗派によっては赤や青などの色付きの場合もある。 常花はこちら：常花 ページの先頭へ戻る▲

燭台	しょくだい
仏具の一種。ろうそくを立てるための台。 香炉や花立とあわせて三具足や五具足などのひとつ。 灯立とも呼ばれる。 燭台はこちら：燭台全種類 ページの先頭へ戻る▲

厨子	ずし
仏具の一種。 両面開きの扉があり、屋根と台座のある戸棚のような形をしている。 仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置する仏具。 ページの先頭へ戻る▲

高月／高坏	たかつき
仏具の一種。果物やお菓子などの供物を乗せる台。 仏前の左右に置き、果物を入れて供える。 供物を供える際には半紙などを折って敷いた上に供える。 高月はこちら：高月全種類 ページの先頭へ戻る▲

茶器／茶湯器	ちゃき／ちゃとうき
仏具の一種。 淹れたてのお茶や水を入れるて供えるための器。 茶器はこちら：茶器／茶湯器 ページの先頭へ戻る▲

灯籠	とうろう
仏具の一種。 仏壇内のご本尊や位牌を照らすためのもの。 大まかに分けると吊灯籠と置灯籠の二種類がある。 また、宗派によって使用する灯籠の種類が異なる。 灯籠はこちら：灯籠 ページの先頭へ戻る▲

花立	はなたて
仏具の一種。香炉、灯立とあわせて三具足や五具足などのひとつ。 花を供えるための花瓶。 花立はこちら：花立全種類 ページの先頭へ戻る▲

灯立／火立	ひたて
香炉、花立とあわせて三具足や五具足などのひとつ。 ろうそくを立てるための台。 仏教だけではなく神道やキリスト教でも使用される。 燭台、ろうそく立てとも呼ばれる。 ページの先頭へ戻る▲

火防	ひぶせ
火災防止のために経机の上に敷く敷物。 傷や汚れを防ぎ、防炎加工が施されている。 ページの先頭へ戻る▲

仏花	ぶっか
仏壇や墓参りに供える花。 棘のあるものや香りの強いものは不向きとされる。 生花を供えるのが一般的だが、近年では造花を供える場合が増えている。 仏花はこちら：仏花 ページの先頭へ戻る▲

仏器／仏飯器	ぶっき／ぶっぱんき
仏具の一種。仏様に捧げる仏飯を入れる器。 炊きたてのご飯を盛り、仏器膳の上に置いて仏前に供える。 真宗大谷派では仏器、それ以外では仏飯器と呼ばれる。 仏器はこちら：仏器全種類 ページの先頭へ戻る▲

仏器膳	ぶっきぜん
仏具の一種。 仏飯器や茶湯器を乗せ、一段高くして仏様に供えるための道具。 仏器膳はこちら：仏器膳全種類 ページの先頭へ戻る▲

仏具	ぶつぐ
仏教の儀式で使用される特殊な道具の総称。 仏壇や仏壇中央に祀るご本尊、位牌や仏事法要で使用する経本や数珠、鳴り物の木魚やリン、撥など種類は多い。 香炉、花立、灯立は具足とも呼ばれ、数によって三具足や五具足と呼ばれる。 仏具はこちら：仏具 ページの先頭へ戻る▲

仏像	ぶつぞう
仏具の一種。仏壇に祀るご本尊を彫刻にしたもの。 仏壇の中央に祀り、両脇に脇侍と呼ばれる仏像を祀る。 柘植や白檀などで彫られたものや、鋳物で作られたり彩色されたものがある。 仏像はこちら：仏像全宗派 ページの先頭へ戻る▲

仏飯	ぶっぱん
仏様に捧げるご飯。 真宗大谷派では盛糟（もっそう）と呼ばれる道具を使って円筒型にご飯を盛り、浄土真宗本願寺派では円く山型に盛る。 ページの先頭へ戻る▲

宝剣	ほうけん
密教法具の一種。 密教の儀式を行う際に用いられる仏具。 宝剣はこちら：密教法具 ページの先頭へ戻る▲

法名軸	ほうみょうじく
仏具の一種。浄土真宗で位牌の代わりに用いられる掛軸。 真宗高田派以外の浄土真宗で使用する。 ページの先頭へ戻る▲

本尊	ほんぞん
宗教の信仰対象となるもの。 ご本尊は各宗派によって異なり、それらを模した仏像や掛軸をいう。 仏壇の中央に祀られる。 ページの先頭へ戻る▲

前机	まえつくえ
須弥壇の前で用いられる上机、脇机、向机などの総称。 具足を置き、仏壇の前に置かれる。 ページの先頭へ戻る▲

木魚／杢魚	もくぎょ
仏具の一種。 読経の際に撥で打ち鳴らすことで拍子を整え、精神を統一させる。 木魚はこちら：木魚 ページの先頭へ戻る▲

瓔珞／珱珞	ようらく
仏具の一種。 仏壇の宮殿隅から吊るして下げる。 吊灯籠と組み合わせる院玄瓔珞、輪灯と組み合わせる輪灯瓔珞などがある。 瓔珞はこちら：瓔珞 ページの先頭へ戻る▲

リン／鈴	りん
仏具の一種。 毎日のお勤めや読経の際に始まりや終わりの合図として打つことが多い。 リンはこちら：リン ページの先頭へ戻る▲

リン台／鈴台	りんだい
仏具の一種。リンを置くための台。 真宗大谷派では四角型のリン台を用い、浄土真宗本願寺派では丸いリン布団の上を用いる。 リンはこちら：リン台 ページの先頭へ戻る▲

脇掛	わきがけ
仏具の一種。須弥壇中央の本尊に対して、左右に位置する掛軸。 描かれるのは各宗派により異なる。 脇掛（掛軸）はこちら：掛軸 ページの先頭へ戻る▲

脇侍	わきじ／きょうじ
仏具の一種。 須弥壇中央の本尊の左右に控えて中尊の教化を補佐する役割をもつとされる。 仏像や掛軸だが、祀られるのは各宗派により異なる。 ページの先頭へ戻る▲