メモリアル仏壇が、選ばれる理由。

「か」のつく用語
開眼法要 かいげんほうよう
仏壇の買い替えや移動する際に行う法要。
新しい仏壇や位牌に魂を入れ、仏壇や位牌として完成させる。
お性根入れ、魂入れとも呼ばれる。
浄土真宗では行わない。
戒名 かいみょう
仏弟子となった証に授かる名前。
浄土真宗以外で使われる。
鏡板 かがみいた
仏壇の部位。仏壇奥にある板の名称。
裏板、奥板とも呼ばれる。
家具調仏壇 かぐちょうぶつだん
仏壇を大まかに分類した際の唐木仏壇・金仏壇と並ぶひとつ。
家具調にデザインされた現代的な感覚の仏壇。
洋間のリビングに置いても違和感のない仕上がりになっている。
伝統的な金仏壇や唐木仏壇とは違い、家具として設置できるデザインなので障子や宮殿のない仏壇が多い。
また、宗教色がないので仏教だけではなくキリスト教徒が祭壇として使用することもある。
モダン仏壇とも呼ばれる。

家具調仏壇はこちら:モダンミニ仏壇モダン仏壇
掛軸 かけじく
仏具の一種。仏壇に祀るご本尊を仏画にしたもの。
仏像と同じように仏壇の中央に祀り、両脇に脇掛と呼ばれる掛軸を祀る。
背板に鋲で貼り付けるものや掛軸台に掛けるもの、スタンド式のものがある。

掛軸はこちら:掛軸
掛軸台 かけじくだい
仏具の一種。仏壇内に掛軸を掛けるための台。
過去帳/過去帖 かこちょう
故人の戒名(法名・法号)、俗名、命日、享年(行年)を記録しておく帳簿。
本位牌の老朽化や置き場がなくなってしまった場合、三十三回忌や五十回忌を境に過去帳に写して本位牌を寺に返す。

過去帳はこちら:過去帳
過去帳台 かこちょうだい
過去帳・過去帖を置くための台。
各宗派で用いられるが、浄土真宗系は黒、その他では朱色が用いられる。
見台とも呼ばれる。

過去帳台はこちら:見台
籠彫り かごぼり
仏壇の彫りの一種。
大柱に施される、中央を空洞にしたもの。
かさ
仏壇の部位。仏壇の屋根。
花鳥彫り かちょうぼり
仏壇の彫りの一種。
仏壇の障子や欄間に花鳥の模様や意匠を彫り込んだもの。
かまち
仏壇の部位。仏壇の外枠。
障子、欄間の周りの枠、戸障子の外枠を主に指す。
框金 かまちきん
雨戸、または戸障子の框を金箔押しにしたもの。
上台輪 かみだいわ
仏壇の部位。台輪の側板、背板、大柱をはめ込む上部の部品。
唐木位牌 からきいはい
本位牌を大まかに分類した際、塗位牌と並ぶひとつ。
紫檀、黒檀、鉄刀木などの唐木に半透明や透明の塗装をして作られた位牌。
硬度や防虫効果が高く、耐久性や乾燥性にも優れている。

唐木位牌はこちら:唐木位牌
唐木仏壇 からきぶつだん
仏壇を大まかに分類した際の金仏壇・モダン仏壇(家具調仏壇)と並ぶひとつ。
紫檀、黒檀、鉄刀木などの唐木で作られた仏壇の総称。
欅、タモ、屋久杉なども素材として使用される。
木が持つ本来の木目を活かした落ち着いた重厚な風合いや格調の高さが特徴。
寺院様式や日本古来の工芸技術を取り入れて製作されており、細部には精密な彫刻が施されている。

唐木仏壇はこちら:唐木仏壇
唐木ミニ仏壇 からきみにぶつだん
唐木仏壇の一種で、家具の上に祀ることを目的として作られた小型の仏壇。
サイズが小さいので通常の唐木仏壇と比べて収納スペースこそ減っているものの、基本的な素材や構造は通常の唐木仏壇と同じ。

唐木ミニ仏壇はこちら:唐木ミニ仏壇
唐木モダン仏壇 からきもだんぶつだん
唐木仏壇の一種で、唐木で作られたモダン仏壇(家具調仏壇)。
通常の唐木仏壇のように彫刻が入っているものは少なく、家具として設置できるシンプルなデザインになっている。

唐木モダン仏壇はこちら:唐木モダン仏壇
花梨 かりん
仏壇に使われる木材の一種。
芯材は紫色を帯びた赤褐色から桃色がかった暗褐色。
木質は重厚で硬く耐久性は高く、歪みや狂いも少ない。
側板 がわいた
仏壇の部位。主に仏壇の両側部分を指す。
台輪と上下で組み合わさる他に須弥通りの場合は上須弥、段違の場合は脇須弥、前開きの場合は長押、三方開きの場合は脇長押、中敷、宮殿ともほぞ、釘、ネジなどで固定される。
「き」のつく用語
黄王檀 きおうたん
仏壇に使われる木材の一種。
黄色と黒色の縞が大柄だが、華やかな木目は光沢があり、硬質で耐久性にも優れている。
加工性は黒檀や紫檀よりも高い。
仏壇に使用される他に楽器やビリヤードのキューにも使用される。
脇侍 きょうじ/わきじ
仏具の一種。
須弥壇中央の本尊の左右に控えて中尊の教化を補佐する役割をもつとされる。
仏像や掛軸だが、祀られるのは各宗派により異なる。
経机 きょうづくえ
仏具の一種。仏壇の前に置く小型の机。
本来は読経の際に経本(経文・経典)を安置する役割だが、現在では三具足やリンを置く場所として使われる。

経机はこちら:経机
鏡面仕上げ きょうめんしあげ
仏壇の塗装方法の一種。鏡面塗装とも呼ばれる。
塗装面を反射して物が映る鏡のように仕上げること。
ピアノ塗装とも呼ばれる。
桐箱 きりばこ
唐木仏壇などの引き出しの中に収納用として作られた桐製の箱。
仏壇の引き出しの中に入った状態を落としと呼ぶ。
金仏壇 きんぶつだん
仏壇を大まかに分類した際の唐木仏壇・モダン仏壇(家具調仏壇)と並ぶひとつ。
白木の材質に漆を塗り、金粉や金箔を施して仕上げた仏壇の総称。
桧や松などが主な材質で、漆やカシューで黒塗りし、金箔押しされる。
内部は各宗派の本山寺院の本堂(内陣)を模しているため、宗派により宮殿の構造が異なる。
どの宗派で使用しても問題はないが、浄土真宗は金仏壇が推奨されている。
「く」のつく用語
宮殿 くうでん
仏壇の部位。寺院では本堂に当たるもの。
柱つきの宮を象り、内部にご本尊などを祀る。
柱を取り付けずにご本尊がよく見えるようにした吊り宮殿と呼ばれるものもある。
屋根と呼ばれたり、御堂造りでは中屋根とも呼ばれる。
具足 ぐそく
仏壇にお祀りする際に使用する仏具一式。
中でも香炉、灯立、花立は三具足と呼ばれ、必要最小限のものとなる。
使用する具足の数によって三具足、四具足、五具足、七具足、十具足と呼ばれる。

具足(仏具)はこちら:仏具セット
沓石 くついし
仏壇の部位。柱の土台を象り、柱の根元に取り付けられる部分。
組子 くみこ
仏壇の装飾の一種。細い木板を組み合わせて格子のような模様を作る。
仏壇の天井、障子などの装飾に用いられることが多い。
障子骨とも呼ばれる。
組子入れ天井 くみこいれてんじょう
仏壇の部位。通常の格天井よりも更に格子を入れた格天井。
供養膳 くようぜん
仏様にお供えする精進料理のお膳。
ご飯、汁物、和え物(煮物)、煮込み物、漬物を仏膳に乗せてお供えする。
霊供膳(りょうぐぜん)、御霊供膳(おりくぜん)など様々な呼び方がある。

供養膳はこちら:仏膳・霊供膳
繰り上げ彫り くりあげぼり
仏壇の彫りの一種。
二本の小柱の上部に間を渡す形で取り付けられる彫刻。
中央部分と両脇の三箇所に取り付けられるのが基本。
繰出位牌/回出位牌 くりだしいはい
本位牌の一種。
台座に戒名を記す札板8~10枚を重ねて納められるようにした箱状の位牌。
三十三回忌や五十回忌を境に繰出位牌にまとめることが多い。
繰出位牌にも入らなくなってきた場合、古い位牌から順に過去帳に転写する。

繰出位牌/回出位牌はこちら:回出位牌
くわ
仏壇に使われる木材の一種。
木質はかなり硬く、磨くと深い黄色を呈す。
特に伊豆七島の御蔵島産の桑は、最高級材として珍重されている。
「け」のつく用語
下段奥板 げだんおくいた
仏壇の部位。中段下の引き出しや御文箱の外箱などを受けるよう設置される。
造りによっては木地の段階で下段と一体化している場合もある。
けやき
仏壇に使われる木材の一種。
唐木仏壇に使われることが多い。
耐湿性や耐久性に優れており、木目が美しく、磨くと光沢を放つ。
非常に硬い木材で摩耗に強く、仏壇以外にも家具や神社仏閣などにも使われた。
見台 けんだい
過去帳・過去帖を置くための台。
各宗派で用いられるが、浄土真宗系は黒、その他では朱色が用いられる。
過去帳台とも呼ばれる。

見台はこちら:見台
「こ」のつく用語
御移徙 ごいし/おわたまし
故人の魂の変わりに阿弥陀様をお迎えする慶事の法要。
真宗大谷派では御移徙、浄土真宗本願寺派では入仏法要と呼ばれる。
御移徙(おわたまし)、入仏法要とも呼ばれる。
高座 こうざ
仏壇の部位。僧侶が座る場所。
普段は仏壇の下台輪の中に収納されている。
木の枠の中に小さな畳がはめ込まれているが、使用する際は畳の上に座布団は敷かない。
格天井 ごうてんじょう
仏壇の部位。仏壇の四隅を丸く折上げた天井の造り。
寺院の本堂などでも取り入れられている。折上げ格天とも呼ばれる。
迎門板 ごうもんいた
仏壇の部位。
御堂造りに用いられる中央の須弥壇の奥、左右の堂柱に挟まれた板。
裏に横浅を数本通すために頑丈な作りになっている。
高野位牌 こうやいはい
塗位牌の一種で、高野山のある和歌山で作られた位牌。
250年以上前に寺院に納めるために作られたのが始まりで、昭和初期に京都から新しい塗の技術を取り入れて作られていったもの。
素材には桧を使っているため反りや狂いが起きにくい。

高野位牌はこちら:高野位牌
高欄 こうらん
仏壇の部位。須弥壇に置かれる欄干。
最近の仏壇では取り外しができる場合が多い。
勾梁 こうりょう
仏壇の部位。繰上げと同時に上下どちらかに取り付けられる。
中央が持ち上がったうねり勾梁と一直線の一文字勾梁がある。
小柱全面に横向けに溝を付けて繰上げとは別にはめる場合もあり、この時の勾梁は通常より細く紐勾梁と呼ばれる。
香炉 こうろ
仏具の一種。灯立、花立とあわせて三具足や五具足などのひとつ。
線香や焼香などの香料を加熱して香りを発散させるために使う器。
中に灰を入れ、火を点けた線香を入れて使用する。
線香を立てて使用する丸い形状のものや、線香を寝かせて使用する長方形状のものがある。

香炉はこちら:香炉全種類
五具足 ごぐそく/いつぐそく
具足の種類。香炉、灯立(燭台)一対、花立一対で五具足と呼ぶ。
中央に香炉、香炉の両側に灯立、灯立の両側に花立を飾る。
灯立と花立がそれぞれ片方だけの場合は三具足と呼ぶ。

五具足(仏具)はこちら:仏具セット
黒檀 こくたん
仏壇に使われる木材の一種。唐木三大銘木のひとつ。
加工が難しいが、非常に重厚で硬質な木材で磨くと鏡のような光沢を放ち、耐久性や防虫性にも優れている。
インドやスリランカ産の黒檀は最高級とされ、本黒檀と呼ばれる。
小組 こぐみ
仏壇の部位。仏壇の天井を構成する部品。
こし
仏壇の部位。
下側にランセンと蒔絵を取り付け、障子框の下寄りに横木を付けた部品。
取り付けた横木を指す場合もある。
小柱 こばしら
仏壇の部位。須弥壇から宮殿へ伸びる小さな柱。
上部は立ち位置に応じて獅子、象、繰上げ、勾梁、もちおくりの五種類の彫刻をはめ込むための溝が彫られている。
御文章 ごぶんしょう
蓮如が浄土真宗の教義を全国の門徒へ書簡で説いたもの。
真宗大谷派では御文(おふみ)と呼ばれる。
御文章箱 ごぶんしょうばこ
浄土真宗本願寺派において、御文章を収納するための箱。
身と蓋に御文を納め、蓋をした身を置く台がある。
真宗大谷派では御文箱と呼ばれる。
小桝 こます
仏壇の部位。枡組の中に設置される宮殿を構成する部品。
ごみ取り ごみとり
仏壇の部位。仏壇の最上段に設置される。
框が一段の一重ごみ取りと二段の二重ごみ取りがある。
上台輪の上にかぶせ、漆塗りする框の上にごみ取り板を打ち付ける。
ころ ころ
仏壇の部位。下台輪の底に取り付ける木の車輪。
金剛杵 こんごうしょ
密教法具の一種。密教の儀式を行う際に用いられる仏具。
独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵、七鈷杵、九鈷杵、羯磨などの様々な種類がある。

金剛杵はこちら:密教法具

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