臨済宗の仏壇の選び方

こんにちは。メモリアル仏壇です。
臨済宗は1100年前後に日本に持ち込まれ、歴史の中でも鎌倉から室町時代の幕府との結びつきが強かった宗教です。釈迦であるゴータマ・シッダールタの教えを受け継いだマハーカーシャパからボーディダルマへ受け継がれ、それがインドから中国へ、そして栄西によって日本に持ち込まれました。

臨済宗の仏壇の置き方

仏壇の置き方については3つの説があります。
①本山中心 仏壇の前に座って礼拝する際に本山の方向を向くように設置する説です。本山の場所によって変わってくるため、あらかじめ本山の方角を把握しておくことが大事になります。
②西方浄土 西方浄土とは極楽浄土のことを指し、極楽浄土がある西向きに礼拝できるように仏壇自体を東向きに設置することです。
③南面北座 仏壇を南に向け北に設置することで仏壇に直射日光が当たらないようにすることです。これが起源となり仏壇は北向きに置かないようになりました。
仏壇の設置方法はこの3つの考え方に基づくのが基本です。
実は臨済宗でも基本的な仏壇の置き方は変わりません。臨済宗の仏壇の置き方も上記のような観点から設置することが多いのです。北の方向を避ける理由というのは、仏壇に直射日光が当たってしまい劣化するため避けたほうが良いということから始まりました。

臨済宗の仏壇の選び方

臨済宗では仏壇の選び方は特に指定はありません。
しかし基本的な仏壇の選び方の通り、選ぶポイントはまずどこに置くかを決めることです。
近年ではリビング家具にあったデザインであるモダン仏壇などのように、デザインで選ぶこともできます。まずは設置する場所を決め、どの程度の大きさなら設置できるかという採寸はしておきましょう。その上でどのようなデザインの仏壇がいいのかを選びます。また、伝統的な唐木仏壇も良く選ばれています。サイズを知った上で、どの仏壇が良いかということを中心にお好みで選びましょう。

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