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天台宗の仏壇の選び方
こんにちは。メモリアル仏壇です。
天台宗にも仏壇の選び方があるということはご存知でしょうか。
そもそも天台宗とは中国で発祥し、入唐した最澄によって平安時代に日本に伝えられました。
天台宗は仏教のひとつでゴータマ・シッダールタが説いた教えです。
これが東南アジアに伝わり中国へ伝わりました。それが最澄によって日本に伝わってきたのです。
天台宗の仏壇の置き方
仏壇の向きは3つの説が昔からあります。
①本山中心 仏壇の前に座って礼拝する際に本山の方向を向くように設置する説です。本山の場所によって変わってくるため、あらかじめ本山の方角を把握してくることが大事になります。
②西方浄土 西方浄土とは極楽浄土のことを指し、極楽浄土がある西向きに礼拝できるように仏壇自体を東向きに設置することです。
③南面北座 仏壇の正面を南に向け、北に設置することで仏壇に直射日光が当たらないようにすることです。これが起源となり仏壇は北向きに置かないようになりました。
天台宗の仏壇内の置き方
仏壇内の伝統的な仏壇の飾り方は細かく言えば宗派(浄土宗、浄土真宗、真言宗、天台宗、etc.)によって変わってきますが、 基本的な飾り方についてはどれも変わりません。
宗派ごとの仏壇に必要なものについてのご相談も承っておりますのでお気軽にご相談ください。注意点は以下の通りです。
ご本尊 | 天台宗のご本尊は、基本的には阿弥陀如来ですが特に規定はありません。 |
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脇侍 | ご本尊に向かって左に伝教大師、右には天台大使の御影像を飾ります。 |
吊灯篭 | お宮殿の両側に一対吊るし、ご本尊を照らすために使います。 |
瓔珞 | お宮殿の装身具として使われる貴金属でできたものですが、省略されることもございます。 |
仏器 | お仏飯を盛る器です。朝にお供えし、正午にはお下げします。 |
茶湯器 | お茶やお水などを供えるもので、基本的にひとつお供えします。 |
打敷 | 前卓におかけする装飾用の長方形の織物で、ご本尊の前にお供えします。 |
高杯 | ご仏前の左右にお菓子や果物のお供えをするために備えます。 |
五具足 | 燭台(左右2つ)・花瓶(左右2つ)・香炉の5つを指します。 |
香盒 | お香を備えるための入れ物です。 |
位牌 | 亡くなった人の戒名を記入する、故人様の象徴です。 |
過去帳 | 俗名・死亡年月日などを記しておく記録帳です。 |
霊膳 | 法要などで仏さま・ご先祖さまにお供えするときに使うものになります。 |
前香炉 | 仏様の前に出るときに心身を浄化するためのお線香を立てるものです。 |
鈴 | 読経の際に打つことが指示されている大切な道具です。 |
撥 | 鈴を打つ棒で使用時以外には鈴のほうを向けて置いておきます。 |
鈴台 | 鈴を置く台のことを指します。 |
木魚 | 読経用の打楽器です。 |
経机 | お経の本や鈴などを置いておく机です。 |
実際の仏壇内の置き方は上記のような形になります。ご不明点があればご相談ください。
仏壇にも正しい置き方があります!
このように説によって異なることもありますが、仏壇には置く向きがあります。
本当に大切なのは「なぜこの方向に設置するのか」ということと設置した人がそれを理解した上で敬意を持って方向を決定することです。
もし天台宗の仏壇の場所でお悩みであればメモリアル仏壇がお手伝いさせていただきます。
ぜひお問い合わせください。