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メモリアル通信 2021年02月05日号
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立春を迎えても、毎日厳しい寒さが続いていますね。
今回は、三大法会のひとつ「涅槃会」と、年中行事「事八日」などをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
三大法会のひとつ、涅槃会って?
涅槃会(ねはんえ)は、お釈迦様に関する三大法会(さんだいほうえ)の一つで、常楽会(じょうらくえ)とも言われます。
涅槃(ニルヴァーナ)とは、仏教等で「輪廻から解放された状態」や「仏の悟りを得た境地」のことですが、この場合はお釈迦様が亡くなる(入滅)ことを指します。
つまり、涅槃会とはお釈迦様の命日に行われる法要のことです。
日本では、現在の2月15日に涅槃会を行いますが、旧暦に近い3月15日に行う寺院もあるようです。
2月8日は何の日?
2月8日と12月8日を「事八日(ことようか)」と呼びます。
年神様を迎えるためにお正月の準備を始める12月8日が「事始め」、後片付けをして納める2月8日が「事納め」です。
反対に、人々にとっての2月8日は正月行事が終わり農作業などの仕事を始める「事始め」、12月8日が「事納め」となります。
どちらの日が「事始め」「事納め」かは、地域によって違うようです。
お住まいの地域は、どちらで呼んでいますか?
事八日には、妖怪や鬼、厄神が家に来て悪さをするという伝承があり、魔除けとして目籠やイワシの頭、ニンニクを軒先に吊るす風習がある地域があります。
また一方で、恵比寿様、薬師如来、大黒様などの神様が訪れるともされ、お赤飯・お餅・お団子を供えて歓迎する地域もあります。
その他、針仕事や農作業をしてはいけない、山に入ってはいけないなど、物忌の日とも捉えられています。
地域や生活習慣によって様々ですが、昔から季節の節目として大切な日と考えられてきたことがわかりますね。
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